【社会】歴史に興味を持たせるには?その2

歴史への興味

この前、鎌倉にある円覚寺に家族で行く機会がありました。
円覚寺は、由緒あるお寺で国宝や文化財などがたくさんあるお寺です。
それはちょうどいいということで、桜に歴史に興味を持ってもらおうと円覚寺の境内を見て回ることにしました。
でも、桜はお寺にあまり興味はなさそうなので、興味を引き出すためにちょっと一工夫をしました。
その一工夫とは、国宝という言葉の響きで桜の興味を引きだしたのです。
国宝ですから、国の宝です。
宝から子供のころ自分が想像をしたのは、金銀財宝、王冠や宝石が宝箱に入っている様子です。
たぶん国宝といったら子供も同じようなことを想像するだろうと・・
案の定、国宝という言葉を出したら子供は、見て回りたいといってくれました。ここからは、日本の歴史に興味を持たせられるかは、親のガイドとしての力にかかっています。
とはいっても円覚寺を建立したのが、北条時宗だということもまったく知らない親ですから、(後で調べて知りました・・)境内のあちこちに立っている案内版を見てガイドやくをしました。
『この建物は、こういう理由で立てられたんだよ。』
『この穴は、昔、神様が出てきた穴なんだって。』
『舎利殿って、お釈迦様の骨の一部がしまってあるんだって。』
なんて、わかりやすく子供にガイドしていくと子供なりにその中から楽しさを見つけてくれていたようです。
でも、ここまでは歴史に興味を持たせるための下地作りです。家に帰ってから、もうひと仕事があります。
円覚寺の有る鎌倉にまつわる学習漫画を買ってあげる。これです。今回は、鎌倉つながりで源義経
を買ってあげました。子供の希望で鎌倉・円覚寺とはまったく関係のない坂本龍馬
も。
興味を持つ = 頭への知識の入り方が違う
というのは自分のことに置き換えれば皆さん想像していただけると思います。
ですから、興味を持たせてすかさず学習漫画を買ってあげるのです。
すると、興味がありますから、一気に読んでしまうんですね。すると、歴史的な背景やそのときの
人々の生活風景そういったものが自然と頭の中に入って行きます。
これが重要だと思うんです。文字を記憶するのではなく、映像で頭の中に知識を埋め込んでしまう。この映像と知識と実体験と一緒に焼き付けた記憶は、応用が利く知識となります。
漫画といえど歴史を学ぶためにかかれたものですから、親が即席のガイドをするよりもずっと正しい知識を与えてくれますし、学習漫画のばあい漫画ですから楽しいですし、子供は繰り返し読んでくれます。
日本には、いたるところに歴史にまつわる史跡というものがあります。
子供に歴史への興味付けをしようとする気持ちさえあれば、そういったところに足を運んだときをきっかけに日本の歴史を学ぶ準備をさせてあげられるのではないでしょうか?

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